Skebで小説の挿絵を依頼してみたレポート~01:はじめに&依頼の大筋
【はじめに:Skebとは?】
Skebとは2018年11月30日より始まったイラスト有償依頼サービスです。
ネット版有料スケブ(※1)のようなサービスで、支払いは依頼時に運営に預ける形で、報酬未払いを回避するものになっています。匿名で利用出来ます。
【小説の挿絵を依頼したレポート】
これはSkebを決済用ツールとして利用し、小説の挿絵を依頼したレポートです。
まず実際行った依頼の大筋を紹介し、気をつけた点などの紹介を行います。
ガチャを引くより高い確率でレアなイラストが見れて、なおかつ好きな絵師さんへの応援に繋がるのでガチャ感覚で流行ってほしいと思って書きました。
【注意点1:リテイクなし】
Skebは匿名でお手軽に利用可能ですが、描いていただいた絵のリテイクは無しとなっています。リテイク込みでの依頼がしたい時は他のサイトや個人間で連絡をとりましょう。
【注意点2:挿絵利用としては別途相談必要】
今回は小説の挿絵として絵を依頼しましたが、挿絵は規約外のものになります。
Skebの規約では「作品の権利はクリエイター(絵師)に帰属する」となっており、クリエイター側はクライアントに許可を求めることなく同人誌などで自由に再録が可能ともなっています。
対してクライアントは鑑賞目的の他、SNSアイコンなどの一部の用途に限り二次利用可能であって挿絵に関しては規約外の用途となります。
そのため、依頼の際は「どこのどの小説で挿絵として使いたい」といった旨を依頼に含め、それについて絵師さん側の了解を得る必要があります。
【依頼から受領までの大筋】
①ツイッターで見積もり依頼
どういう挿絵が欲しいかを相談し、ひとまず見積もりをお願いしました。
②挿絵内容相談
見積もりを出すため、挿絵の詳細な内容をツイッターのダイレクトメールにて相談しました。詳細に関しては後述します。
③Skebで依頼(発注)
Skebで正式に依頼を行いました。支払いはコンビニ等で買えるVisaプリペイドカード「Vプリカ」を使いましたが、注意点があるのでそちらも後述します。
④挿絵受領
依頼していた挿絵を受領しました。支払いは③の時点で運営預かりとなり、依頼品受領したところで絵師さんに運営預かりのお金が移動する形となっています。
大筋は上記の通りです。
次項より大筋で書いた内容の詳細について説明していきます。
レポート目次
01:はじめに&依頼の大筋
02:挿絵内容相談の詳細について
03:支払い方法としてプリペイドカードを使う事について
04:結局のところの使用感は?
オマケ:見積もり前の打ち合わせログ
ちなみに今回の依頼で納品していただいた挿絵は以下のもので、ミッドナイトノベルズで連載中の小説にて早速挿絵として利用させていただいております。
挿絵だけではなく、今回のレポート作成も含めてご協力いただけましたsachi様(ツイッターID:@sachi_chiko )、ありがとうございました。
■用語説明
※1:有料スケブ
有料のイラストリクエストのこと。海外ではコミッションやコンホンという名称で呼ばれていて、個人のための特注品として見られていたり。